まぁ、工房やってると、メンテナンスやら修理は付き物なんだけどね。
鍛冶屋やってる人ってたいてい、メカに強くて、
機械直すは当たり前、作ったり、さらには車の内蔵修理できたり...
でもね~、おれたち無理!!
そうゆうとこ、フツ―にその辺の、女、子供。
いろんな物が不調でも、気付かないふり!!
「あ~もう限界」 と思ってから仕方なくメンテ開始する。
炉のブロアーが
数か月前から「キュイ~ン」と耳をつんざくような音がし始めて、
放置できないほど酷い音に。 超近所迷惑。
バイト休みの日、「やりますか!?」「やるしかないでしょう!!」 自問自答!!
「もっと壁と炉の間に 隙間作って設置すれば良かったのに」
と過去の自分を恨みながら取り外しにかかる。
この炉、もちろん手作り。
だからといって、ブロアーは既製品くっつけただけだから構造なんてわからん。
役割はコークスに風を送るふいごの役目だから、
モーターに羽根が付いてるだけだろうな~。
とりあえず、ひっぱがして掃除してたら相方出勤。
メカ無知二人揃いました!! 「分解しちゃおうぜ~」超汚い!! 9年放置してたもんね(--〆)
分解、分解!!これ以上外せないんだよね~。
なんせど素人だから、
どこまでやると取り返し付かないことになるのか、わからないまま付き進む。
ふと、「この羽根の5つの丸い窪みは何!?」
「もしや!! これで軽くして羽根の重量バランスとってるんじゃん!!」
半分でまかせだけどさ。
そもそも中古品だから。生産時に付けられたのか
前の持ち主が付けたのかわからないけど。
こうして機械がたどった軌跡を感じるの好きなんだ。
頑張っても外れないし、疲れてきたし(p_-)、諦める。
組み立てて、試しにコードつなぐ。 動かな~い
そっと手で弾みをつけてやると動きだした。バンザイ\(^o^)/\(~o~)/設置☆
音も静かになったよ♪
何を直したかわからないけど、とりあえず掃除してあげたってことで。
3時間でミッション成功。