私は 超幸せ者だ。
天職と思える仕事に一生に1個出会えば幸せなんだろうけど、
私は鍛冶屋だけでなくフォークリフト運転士も天職だと思える。ここ数年新車から 私がほぼ占有してるフォークの走行距離5847.1キロ。
小さな倉庫の中を約6000キロ。
飽きないんだ。
端から見れば、毎日同じようにトラックに積んでるだけに見えると思うけど、
自分がトラックドライバーになったつもりで、
考えないと、ドライバーが てんやわんやしてしまう。
そんな相手の動きを予想するのは楽しいし(^w^)
フォークリフトって 結局荷物を動かす 道具だから、
荷物見て ≪支点、力点、作用点≫ を自然と考える。
これってハンマーで 鉄叩くのと一緒。
物理も数学も大嫌いだったけど、体得する物理は楽しい。
余談だけど、私の椅子 「ヘパイストスの贈り物」 見て
建築の方が目を丸くしてたことがあったっけ(^w^)
「なぜこれが力学的に成立するのか?」って。
私の物理は机上じゃないから、発想が違うんだろうな。
さて話はバイトに戻ります。
先日健康診断がありまして、一人で本社まで行かねば !!
本社がな~んか行きにくい場所にありまして、
私のポンコツ愛車には 残念ながらナビない (‘;’)
前日に尊敬する言わば 「歩く日本道路地図」 (ナビ並みの性能だけどイメージがアナログ♪)
みたいなドライバーに逐一道を教わり、出発。
大通りで右折待機してると、
左折対向車に 見慣れた大型トラック 発見V(^-^)V
他社のトラックだけど 近くまで行くはず♪
「くっついて行くね~」と電話(ちゃんとお互いハンズフリーです。)
「菜々ちゃんどうせ迷うでしょ!! 道一本遠回りするだけだから送ってあげるよ」
「わぁい幸せ~!! 大型トラック~。かっこいいなぁ♪」
私にとっては 韓流スターと一緒に走ってる 並のワクワク感。
学生時代に親友と 車で意味もなくひたすら
トラックを追っかける遊びをしてたのを思い出した。
あの時は私達だけの片思いで追っかけたけど、 今は両想い(^w^)
本社に着いて、ファザードでバイバイ。と去ってく。
カッチョイイ。
でも私はドライバーにはなれない。彼等の仕事は本当に大変。たくさんの命と責任を負っている。
私には荷が重すぎるよ。 私は憧れつつ 彼等を支えていればいい。
さて本社で 「歩く日本道路地図」さんと もう一人の仲良しドライバーと合流し
不健康診断を受ける。
ひとしきり 珍道中な不健康診断して帰路へ。
ヒャッホ~イ\(^ー^)/
帰りは トラック2台に増えました (^w^)
前が「歩く日本道路地図」様の4トン。 後ろに大型。
でも私自分が どうやって帰るのか わかりませんが !!
諦める...
地図広げるより この前後に自社カラーリングの仲間のトラックの視界を楽しもう。
私バカだなぁ~。
見慣れたトラックだし、乗ってるのはいつものメンツ。
「彼等はちっともウキウキしてないよ。」 と冷静な自分は言ってたけど、
ウキウキな自分は100%ウキウキ。
途中で後ろの大型とは離れてしまったけど(>_<)
しばらく4トンと走って 私は自分の位置を理解し 工房へ
トラックは営業所へ帰社。
別れ際、 右折帯と直進帯に並んで止まる 幸せ感♪♪
愛すべき仲間に囲まれ、飽きない仕事ができる。
これを天職と言わずに何を天職と言うんだ?
2つの天職。
この2つの仕事に対する自信が 代わる代わる私を支えてくれてる。
“2つめの天職” への2件のフィードバック
菜々さんのHP始めて見せてもらいました。
天職についての文章、とてもいいですね。
鍛冶屋さん、フォークリフト運転手、
2つの共通点が菜々さんの中で強く見えてるんですね~。素敵です!!
また覗きにきま~す。
あっ(^-^)菜緒子さん♪ありがとうございます。
逆にフォークリフト運転手と鍛冶屋の大きな違いは
フォークリフトは相手のドライバーを思って行動しますが、鍛冶屋は自分の信念のみです。
その精神バランスも良いんですよ。これ以上自己中な人間になるとヤバいので(爆)
またのお越しをお待ちしておりますm(__)m