個展に備えてこのサイトの《works》ページを変更しました。
写真の大きさや レイアウトなどは 今後また変更していきます。
とりあえず作品を 楽しんで下さいませ。
なお、今回はジュエリーや小物はアップしていません。 工芸的な物もかなり省いています。
私が作りたかった物、何かのきっかけになった重要な作品のみをアップしています。
ところで皆様にお願いがあります。
《works》にも掲載している、《磁位》という作品が盗難に遭いました。(盗難の際は下の鉄粉は付いていません)
しばらく前の事になります。諸事情により状況等は伏せさせていただきます。ただ、この作品をどこかで見かけたら、それは盗品です。
そして作者は私です。
ダマスカスの模様は同じ物はありえないです。
またダマスカスでこんなアホな作品作る人間は私以外に居ない可能性も高いです。
同じプロポーションのダマスカスをみかけたら疑って下さい。
どうぞ皆様の力をかして下さいませ。
是非、こちらにご一報下さいませ。nf@forja-artistica.info
盗んだ方へ
大袈裟と思うかもしれませんが、作品は作家が 命を削った結果なのです。
この頃の私は、ダマスカス技術も今とは比べものになりません。その時点の最大の無理をしたのです。
また、この作品は仕上げの薬品で非常に苦労しました。
何度も塩酸の気体を吸い込み、喉に刺さるような痛みでむせかえりました。
液体が跳ねた洋服は破け、露出している皮膚はチクチクと痛みを覚えました。
それでも、なかなか望む効果が出なくて...。
でも薬品はダマスカスにダメージを与えるので早く終わらせなくてはと、必死でした。真っ暗な戸外で懐中電灯片手に半ベソで状態をチェックしていました。
何度も投げ出したくなりました。
私の作品が好きなら、私のダマスカスが好きなら、作者の私を悲しませないで下さい。
その作品を、泥棒する程好きなのですか?
それとも、泥棒する程度の好きなのですか?
その作品を作った相手に対価を払うということは、《金》の問題ではないのですよ。
敬意の問題です。 アナタは私と作品どちらも冒涜しているのですよ。
私にはアナタが理解できません。
そしてアナタが誰であるか追求する気はありません。
そっと元の場所に戻して下さい。
Forja Artistica 古屋菜々