鏤? Diary Forja-Artistica

« 唐沢鉱泉≪思い出と概要編≫ 30年かかってしまった事。 »

December.11 2007

唐沢鉱泉≪お泊り編≫

新宿発10時20分の高速バスに両親と共に乗り込む。

高速バスで行くのは初めて。

母は乗り慣れた《あずさ》で行きたがったが、とりあえず試しにと、バスにしてみる。

だって高速バスは、あずさのほぼ半額なのだ。

(≪あずさ≫も回数券をうまく使うと バスと大差ないらしいが...。)

時間はかかるが 急ぐ旅でもないし。

13時06分 中央道茅野バス停に到着。快晴。

そこからのんびり歩いて10分 茅野駅 

送迎に来て下さった おばちゃんを見て

思わず、ぶっ飛んだ(@_@)

あまりにも変化がない!! 昔のままのおばちゃん。

ブログでゴマスリしても仕方ないから本当の事を述べてるのだが、

とにかく 年をとってないようだ。

鉱泉と空気のせいかなぁ?

おばちゃんの運転で グングン山を登る。

初冬の景色から、真冬の景色に変わる。

ぐんぐん.jpg

<車中からの風景>

更に登ると道も真っ白。舗装も途中で終わる。

道のカーブ、土の色 昔の記憶が戻ってくる。

外観.jpg

<唐沢鉱泉 しゃくなげの道から>

40分程で唐沢鉱泉に到着☆ ちっとも歩かずに1870メートルの世界に到達なのだ。

昔と変わらない玄関をくぐり、懐かしい鹿の剥製の親子に迎えられる☆

鹿親子.jpg

次男のT君の奥様が案内してくれたお部屋は、私には初めての新館。

思えば昔は トイレもボットンだったよなぁ~。

新館にも唐沢鉱泉のトレードマーク(私が勝手にそう思ってる)のテラスが付いてた(*^_^*)

お部屋も気持ちよい☆

暖かくしていざ!!お外へ。

足跡.jpg

足跡一つ無いフカフカの雪を 親子3人でグシャグシャにしてみる★

雪粒.jpg

雪粒が一粒一粒 独立して立ってる!!

源泉.jpg

ここが源泉☆ここの水を沸かして鉱泉になる☆

色合いが絶妙!!

川も凍る

除雪車小.jpg

かわいい働き者も居た!!

雪遊びの後は、お風呂へGO!!

無色透明、少しとろみがあるかなぁ

母の話では 30年前は真っ白い水だったのよ。と言う。

30年経てば自然も変化するんだね。

そういえば源泉付近も真っ白だったような気がする。

ぽかぽかになる。

出てからもしばらく 足先がぽかぽかしてた。

そうこうしてるうちに夕飯!!

夕飯前に、おじちゃんのお仏壇に手を合わせる。会いたかったなぁ。

おばちゃんが言ってた、「しげさんはいつでも居るわよ、だからハンパな事はできないの、いつでもみてるから、

ただね、困るのはこちらの問いかけに返事がないことだけが困るのよ」

その言葉の深さと重さをずっしりと感じる。

さぁ夕飯!!

わぁい☆唐沢名物ししなべ!!

071206_1741~0001.jpg

ししなべというと 堅いとか臭いってイメージがあるみたいね、でも唐沢のししなべは柔らかで臭みもない☆

どの料理も美味しかったのだが、

食べ始めてしばらくして、次男のT君が帰ってきた、

メガネかけていたから一瞬 誰かわからなかったけど、しゃべり出すと 変わらないT君。

メガネ外したら、昔の印象にしっくり戻った。

T君が来たら、嬉しくなってしゃべりに夢中になって、

我に返った時には、お皿は空っぽ!!

071206_1921~0001.jpg

お腹がパンパンで 椅子に座ってることも大変という状態(@_@)

後でT君に「頑張って食べたね!!ししなべはオプションだから、しし鍋なくてもお腹いっぱいになる量あるけど、

両方食べたね」って言われた★

そうさ!!この日の為に日頃粗食にしておいたんだもん!!

全部食べちゃった事が おいしさの何よりもの証拠でしょ。

外で夜雪と星を楽しんで、再び風呂へ。

ポカポカしていつの間にか寝てしまった。

朝、母のキャァキャァ喜び声で目を覚ます☆

もしや!!

「昨日は帰りが遅くなってしまって、今日はこれから下で仕事です」とⅠ君の声

おはよー

久しぶりの再会なのに寝起きだよぉ★ コンタクトしてないから顔見えないし。

顔みせてと近づいてみる。

見えないよぅ★ でもおじちゃんそっくりかもぉ。

三男のT雄君、私と一番近かった三男は県外でお仕事に就いてるそうだ。

仕事前に顔を見せてくれた次男のT君、「明日は満室だから、おれも明日は厨房入るよ」

その雄姿も見たいなぁ。

そんなT君に無理を承知でお願いする。「鹿のつのちょうだい」

自然物は資料になる、作品の発想になり、ディスプレイにもなり、大活躍なのだ。

ふ~むと しばし考えて、1本くれた!!

鹿のつのは、時期が来るとポロリと落ちるみたい。

状態の良いものを拾えるのは、T君でも稀な事な様子。

「これはおれが拾ってきたんだよ、こんなきれいなの珍しいよ。」

わぁ お宝だぁ!!

071212_1003~0001.jpg

「ありがとう!!」ちょっと悪いかなぁと思いつつ、つのの美しさにウキウキする。

つのからつの以上のインスピレーションをいただけるといいな。大切にします。

朝風呂も入ったし、美味しい朝食の後、

コーヒーをいただきながら おばちゃんと話すひとときが嬉しい。

出発前にしゃくなげの道に入り 再び雪と戯れる。

動物君たちの足跡が あちらこちらに。

T君たちに聞けば、誰の足跡かわかるんだろうなぁ。

今回はあんまりおしゃべりできなかったなぁ。

でも次回は15年分しゃべろう!!

今度は近いうちに行くからね!!

帰りも高速バス。そしてバス停にて

バス停.jpg

ご機嫌な両親

ダマバン.jpg

と、こちらは我が子のダマスカスバングル(男性用)

大満足な2日間でした!!

最近の記事

カテゴリー

Monthly

Tag