鏤? Diary Forja-Artistica

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June.02 2010

コークスとピッチコークス

ここ最近 再び、

炉をガンガンにあたため、4、5キロの鉄の塊をぶちこむような制作をしている。

以前のブログにも書いた、期待のピッチコークスの出番。kokusu.jpg

しかし、火力に関しては、 期待ほどでもなくコークスと大差を感じない。

火力を上げたいなら、 炉の組み方を変えて窯状態にすればコークスも効果が出た。

結論!!価格を考えると、ピッチをわざわざ買う必要を感じなかった。

ピッチコークスの良いところは燃えカスが出ない事。

コークスを使っていると、炉の下にカスがたまってしまうが、ピッチはそれがない。

カスが無いって事は環境にも優しいはず。

と、期待してたが、

ピッチを使うと炉自体が溶ける、溶ける(@_@)

100522_1632~01.jpg(うちの炉は皿が二重構造になっていて、写真は一段外した状態。)

両方を比較しながら使っているうちに感じたのが、

コークスはカスが出て炉の底に溜まるから、 それが防熱になり炉を保護しているように感じる。

カスがないピッチは常に炉の内壁に 火種が密接だから炉が負けてしまうのだろう。

さらに、 ピッチは炉の下部に対して上部の温まりが悪いかなぁ。

ピッチでボロボロになった炉をあちこち直す。

網も作り直し。100522_1631~01.jpg

改良してみた。

格子の隙間を狭めた。

あとウチの炉皿が深いよなぁ、と思ってたので10ミリ程あげる。

100522_1639~01.jpgおかげさまで快調!

10ミリ上げた事で、風の流れが良くなったようで広い範囲が暖まる。

浅くなることで、長時間の使用が難しくなるかもというのが、 一番の懸念だったけど、

8時間以上使っても問題ない。

い~ね☆い~ね☆

るんるん♪な私。

結局カスが出なくても炉を作り直ししてちゃ、環境負荷はピッチもコークスも

とんとんなんじゃないの!? と思ってしまった。

私はコークスに1票(^ー^)/

まぁ、どっちにしても、 それぞれ自分の条件にあった 燃料を使う事が大切だよね。

どんな火が欲しいかは人それぞれだし。

他にも石炭、ガス、 名前すら忘れたなんか...

とにかくいろんな燃料ありますし。

上記もあくまでも私の主観なので悪しからず。

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