別れと発進
最後の旅が終わったらやはり、別れがやってくる。
念入りに洗車して、車内をクリーニングして写真を撮りまくる。
そして初期型CRVのV太の最後の仕事は、工房仲間にアイスを買うこと。
ここまでの走ってこれた事はやっぱりメデタイ。アイス買ったお店の駐車場で撮った走行メーター。155237キロか...。
あ~だれか開発してください。
ハグできる車を!!
この子はまた違うオーナーと走ることになる。
そうそう!!
今流行の車買い取りサイトに登録して売却したのだが、
「車種、年式と走行距離を登録するだけで 有名買い取り会社から 専門店までネットで一括査定」
というあの売り文句ウソですよ。
メールで返信くるのかと思ったら、電話が鳴りまくって、
「査定に伺います。 他社さんから 同じような連絡が来ても 辞退してください」 が常套句。
実際査定すると、今ここで決めて下さいと迫られる。
「比較したいから比較サイトに登録したのだから、比較させてくれ」とゴネた。
でも結局 無益な 押し問答を 他社とも繰り返すのが予想され、 面倒くさくなってサイン。
あのサイトシステムとCMは問題あると思う。
別にV太を高く売りたかったわけじゃない。
廃車も覚悟してた。
それぞれの会社がどう査定し、 V太の未来をどう描くかを知りたかっただけなんだ。
さてさて、そんな社会勉強を一つ経てとうとう別れ。
工房の屋根に登り
走り去るその姿を動画で撮りつつ、涙。
我ながらアホだな~。
そしてはじめまして、今度の愛車はコチラ。V太が去る2週間前から 工房に待機してた。
新しい車は 今後いくらでも愛せるからと乗らなかったし。
最後のこの日まで V太には 一度も newV は見せなかった
ようやく たすきをつないでもらった。
新登場の5年前 CMで見た瞬間 そのマッコウクジラのおでこような フォルムに撃沈した。
マイナーチェンジもしたけど、
私はマイナーチェンジ前の このクジラっぷりが好き。
全体に上品なフォルムに 毒がある。
しかし、私には手が届かない高価な車。 生涯乗れないだろうと思ってた。
でもミラクルにご縁がありました。
ギャラリー零∞のオーナーM氏が乗ってた!!
「ちょうだい」 「いいよ」 安易な会話。
絶対貰えない 高価な物だからギャグで言ったのに、 現実になってしまった。
貰ってはいません。 買い取り査定価格で買いました。
「ナビは外しちゃうよ~ タイヤとバッテリー交換ね~。 名変もしっかりね」
ということで、 タイヤ探したり、 ナビ選んだりあれこれあれこれ。
今まで 中古車屋に並んだ物を 選んだことしかなかったけど、
自分でいろいろ調べて決めていくのって楽しいね♪
何よりも 前のオーナーの顔が見えるってすごく安心。
自分の手元に来る前に 何度か乗せて頂いたけど、M氏の運転は優しいし
車も、いつ見てもきれいで大切にされてた。
引き取りに行った日
5年間憧れた車を手に入れたのに、私はクールだった。
憧れのコイツを潰し コイツが凶器に変わるのは一瞬だ
コイツを走らせ命を吹き込む責任が 託されたような緊張感が生まれていた。
ちょうど2カ月前 2011.10.7が 名変完了した日(^-^)
いや~快調。 2.4リッターパワーありますね。
走行もなめらか。
排気量大きくても、リッター11キロ弱で燃費は初期型よりいいかも。
鼻が短いから取り回しも楽。
まぁ 幅があるから狭い道は厳しい。
困った点は、車の貫禄に負ける事。
似合わないよ!! って爆笑される~
まっ10年くらい 一緒に過ごせば お似合いになるんじゃないかな~。
憧れの車に 乗ってるにも関わらず、
対向車に 同型の車が居ると ジェラシーを感じてしまう。
自分で 自分の車 見えないからね。
物作りしてる人間の性で 他人が作った物のデザインに 心底惚れ込むことはかなり稀。
多分 ここまで惚れる日本車は 生涯現れないだろう。
ぶっちゃけ 維持費は辛いけどね。
前代のV太のように こよなく愛することに なりそうですV(^-^)V
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