景清洞
山口。青海島、角島と訪れーどちらも素敵な場所であったが残念ながら曇天だった、
曇天だから大したことなかろうと思っていた 私を軽く裏切ってはくれたが、
どちらもベストなタイミングで訪れてから 記事を書きたいものだ。
というわけで今回は割愛します。写真は青海島。ー
山口県、最後に訪れたのは再び美弥市に戻り、景清洞 ♪
壇ノ浦の戦いで敗れた 平家の大将《景清》が隠れたという 伝説のある鍾乳洞です。
「一般コースは千円、ヘルメット、長靴、懐中電灯貸与の冒険コースが1300円になりますが?」
「冒険コースで ♪」
「ではあちらの団体さんと一緒に説明受けて下さい。」
団体って...大学生かな? 男女混成9人。
テンション高ッ!!! 華やぐ香水ッ!!
「すみません、一人で入りたいのですが。」
「...あ〜、そうですよね」(苦笑) 一人説明会開催してくださいました。
入った瞬間、「キュキュキュキュ ♪ キュキュキュキュ ♪ 」という音が全身に降り注ぐ。
どうやら、コウモリだ。鳴き声かな?「お願い☆ バードランチャー落とさないでね!!」
でも静けさと、この音を独り占めしてることが嬉しい ♪
団体に飲み込まれないように とりあえず突き進む。
やはり同じ秋吉台にあるので、 やっぱり秋芳洞と親戚な雰囲気。
いやはや、ここもデカい。
大人が数人手を広げて横並びできちゃう。 景清さんだけでなく、平家みんな隠れらそう。《みんな》って何人かな?
《アケビの実》って題名だったかな天井に不思議な物体がくっついてた☆
さてさて、冒険コース突入。
と言っても幅もそのまま広い。独りぼっちの暗闇、好きなんだよね。
一人説明会で「普段は水に満たされてる横穴が 干上がってるので、どうぞ。」って言われた横穴に入ってみる。
穴を隅々までチェックしてたら発見!!!
地底魚(笑)
普通の魚にしか見えないけど。三脚無し手持ち懐中電灯では写真はこれが限界。
更に進むと、ゴロゴロとそこそこ大きな岩が出現。ちょうどこの場所で先に入っていた 数十人の団体にすれ違った。
「えっ? コノ人一人???」って空気が暗闇をビシバシ伝わってきた。 穴があったら入りたかった〜。
もう穴に入ってるけどね。
団体さんが居なくなったあと海中電灯右に振る。
「ややや...。」岩がこんもり積もってる。なんだか大昔に地底で崖崩れが起こったような景色。
秋芳洞で、「ココには《場》や《世界》がある。」と思った感覚がよみがえる。
多分、景清洞は普段 水の多い鍾乳洞の様子。多分途中から水の中を歩くコースになってるんだろうな。残念!!でも地底魚見たもんね (笑)
「《泥穴》立ち入り禁止」という看板をみつけた。
「???」
これフリとしか思えません。立ち入り禁止なら紐とか張らなきゃフリでしょ。
泥穴侵入。
確かに泥々。でも泥に足跡あるし。足跡ある限り侵入可でしょ。独断と偏見です。
狭い穴をけっこう進めたけど、最後はドロドロに塞がれた感じ。
冒険コースの終点を知らせる看板。もちろんお約束でちょびっと進んでみた
ココも普段は水没してるのかな〜
新幹線の時間も気になるので退散退散☆
暗闇で、チケット売り場で遭遇した最初の団体とすれ違った。「よくここを来たよね〜」という声。
どうやら私に話しかけてる様子だけど なんせ懐中電灯の灯が蛍のように飛び交うだけの暗闇。答えるのは気が引けた。
でも外での テンションの高さはなくなっていた。
景清洞のどっしりとした静けさと 自然の底の底力に圧倒されたんだろうな。
でも残念ながら 彼等が通り過ぎた洞内には 香水の匂いがたちこめた。
楽しかったな〜。地底やっぱり好きだ☆大正洞も行きたかったな〜 そういえば、
「こちらのレシート持って行けば、大正洞割引になりますよ。
印字が消えない限り有効です☆」って言われたな〜
ついでに新山口駅までの近道も教えて下さった。
なんだかほのぼのした。
山口イイナ☆
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