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June.15 2014

景清洞

山口。青海島、角島と訪れDSCN9322.JPGーどちらも素敵な場所であったが残念ながら曇天だった、

曇天だから大したことなかろうと思っていた 私を軽く裏切ってはくれたが、

どちらもベストなタイミングで訪れてから 記事を書きたいものだ。

というわけで今回は割愛します。写真は青海島。ー

山口県、最後に訪れたのは再び美弥市に戻り、景清洞 ♪

壇ノ浦の戦いで敗れた 平家の大将《景清》が隠れたという 伝説のある鍾乳洞です。

「一般コースは千円、ヘルメット、長靴、懐中電灯貸与の冒険コースが1300円になりますが?」

「冒険コースで ♪」

「ではあちらの団体さんと一緒に説明受けて下さい。」

団体って...大学生かな? 男女混成9人。

テンション高ッ!!! 華やぐ香水ッ!!

「すみません、一人で入りたいのですが。」

「...あ〜、そうですよね」(苦笑) 一人説明会開催してくださいました。

DSCN9362.JPG

入った瞬間、「キュキュキュキュ ♪ キュキュキュキュ ♪ 」という音が全身に降り注ぐ。

どうやら、コウモリだ。鳴き声かな?DSCN9395.JPG「お願い☆ バードランチャー落とさないでね!!」

でも静けさと、この音を独り占めしてることが嬉しい ♪

団体に飲み込まれないように とりあえず突き進む。DSCN9390.JPG

やはり同じ秋吉台にあるので、 やっぱり秋芳洞と親戚な雰囲気。

いやはや、ここもデカい。

大人が数人手を広げて横並びできちゃう。 景清さんだけでなく、平家みんな隠れらそう。《みんな》って何人かな?DSCN9365.JPG

アケビの実》って題名だったかな天井に不思議な物体がくっついてた☆

さてさて、冒険コース突入。

と言っても幅もそのまま広い。独りぼっちの暗闇、好きなんだよね。

一人説明会で「普段は水に満たされてる横穴が 干上がってるので、どうぞ。」って言われた横穴に入ってみる。

穴を隅々までチェックしてたら発見!!!DSCN9370.JPG

地底魚(笑)

普通の魚にしか見えないけど。三脚無し手持ち懐中電灯では写真はこれが限界。

更に進むと、ゴロゴロとそこそこ大きな岩が出現。ちょうどこの場所で先に入っていた 数十人の団体にすれ違った。

「えっ? コノ人一人???」って空気が暗闇をビシバシ伝わってきた。 穴があったら入りたかった〜。

もう穴に入ってるけどね。

団体さんが居なくなったあと海中電灯右に振る。

「ややや...。」岩がこんもり積もってる。なんだか大昔に地底で崖崩れが起こったような景色。

秋芳洞で、「ココには《場》や《世界》がある。」と思った感覚がよみがえる。

多分、景清洞は普段 水の多い鍾乳洞の様子。多分途中から水の中を歩くコースになってるんだろうな。残念!!でも地底魚見たもんね (笑)

「《泥穴》立ち入り禁止」という看板をみつけた。

「???」

これフリとしか思えません。立ち入り禁止なら紐とか張らなきゃフリでしょ。

泥穴侵入。

確かに泥々。でも泥に足跡あるし。足跡ある限り侵入可でしょ。独断と偏見です。

狭い穴をけっこう進めたけど、最後はドロドロに塞がれた感じ。

冒険コースの終点を知らせる看板。もちろんお約束でちょびっと進んでみた

ココも普段は水没してるのかな〜

新幹線の時間も気になるので退散退散☆

暗闇で、チケット売り場で遭遇した最初の団体とすれ違った。「よくここを来たよね〜」という声。

どうやら私に話しかけてる様子だけど なんせ懐中電灯の灯が蛍のように飛び交うだけの暗闇。答えるのは気が引けた。

でも外での テンションの高さはなくなっていた。

景清洞のどっしりとした静けさと 自然の底の底力に圧倒されたんだろうな。

でも残念ながら 彼等が通り過ぎた洞内には 香水の匂いがたちこめた。

楽しかったな〜。地底やっぱり好きだ☆DSCN9386.JPG大正洞も行きたかったな〜 そういえば、

「こちらのレシート持って行けば、大正洞割引になりますよ。

印字が消えない限り有効です☆」って言われたな〜

ついでに新山口駅までの近道も教えて下さった。

なんだかほのぼのした。

山口イイナ☆

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