滝へ


先日滝へ行きまして。
どこの県にも 必ずひとつはありそうな名前の不動滝。
それほど期待もしてなかったけど、 久しぶりの滝が楽しみだった。
でも何より 雨が降りだした事が 気になってた。
tonneru.jpg                       <雰囲気のあるトンネルを抜けて>
下道で3時間程かけて 奥秩父に到着。
合羽の上着着て、 山靴はいて遊歩道を歩く。
ちょろっと歩く程度だろうと思ってたのに
谷を下って橋を渡って、 対岸を登り川から離れる。
hasikara.jpg                              <橋から>
途中苔むした岩からしたたる 何筋かの水に標識があり 滝としてアピールされてた。
なんて名前だっけ?記憶が...。
でも、若干嫌な予感。
小さな滝と言えないような 滴り落ちる水や川の段差に 滝として名前が付いてる所は
大した滝がない傾向があるんだよね。 と思いつつ...。
でもこの小さな滝が意外にきれい。
kotaki.jpg                          <名前が思い出せない滝>
さらに少し登り、 ようやく滝音が聞こえてきた。
Uターンするように道が折れまた下りはじめる。
滝が姿を現した。 
fudoudaki.jpg                               <不動滝>
すげ~じゃん!!
でかい。 美しい。
雨に濡れた新緑の中に 真っ白なしぶきを散らし 轟音とともに流れてく。
手前の巨木と 滝の 静と動のコントラストがたまらない。
ki.jpg                             <巨木と不動滝>
イヤッホ~!!バンザ~イ!!と心底嬉しくなる。
そうなるともう、 興味の対象はあっさり遊歩道を飛び出してしまう。
手も使って、どろんこになりながら、 登ったり下りたり。
滝ギリギリを覗き込んだり。
滝の下流へ散策してみる。
幸せ♪
iwanoue.jpg
小さな頃から、 この先危険、 と立ち入り禁止の看板の先が 気になってしまう質の人間。
大人になってもその傾向は変わらず、
遊歩道の外側や、警告の先にこそ 美しい物があると信じている。
すべてが美しい。
雨に濡れた木々や岩々は なまめかしい程の美しさをたたえ、
苔はたっぷりと水を含みキラキラと輝く、
水量の増した滝は濁ることなくほとばしる。
前の、日本の長が<美しい国、日本>
なんて言ってたっけ。
あなたに、言われなくても知ってますよ~。
一ヶ月くらい、う~ん一年位、ひたすら旅をしたい。
愛車にテントで。
damaring.jpg
ダマスカスは自然を損ねない。
きっとダマスカス自体が自然に近いのだろうな。
暗くなりかけてたし、うまく撮れなかったけど...。
雨の中2時間遊んだら、雨で帽子が重くなってた。

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