春旅3日目ようやく晴れたのさ!!
5月末から6月頭って普通天気いいよね!?でも2013年は 異様に梅雨入り 早かったな〜
戸隠神社(http://www.togakushi-jinja.jp/)に行ってみる☆
今時のパワースポットブームでもてはやされてるけど。やはり、歴史に翻弄されてきたのですね。
(簡単にまとまってる信州のページを紹介http://www.dynax.co.jp/sinsen/culture/jinjya/j_togakushi.html)圧巻。 戸隠神社参道の杉並木。 400年前に植林されたそうな。
雰囲気あるたたずまいの祠を眺め〜
フィニッシュは割とキツイ登りになったのだけど、最後に姿を現した奥院はイマイチさんでした。
イマイチとか言って、すみません。コンクリートの建物は どんなにありがたい神様いらしゃっても、有名なパワースポットでも 興味を失ってしまう。
むしろココまでの道のりの方がありがたく感じました。
ちょっとガッカリしてたら 初老の男性が いきなり大きな声で「おお!!人の顔だ!!ハハハハ!!顔だ顔!!」
クールに振り向きもせず その人の脇を通り抜けてから クルッと振り返る「何が!?何が何がっ???」その人が指を指した方を探してみるクスクス。確かに〜笑いを隠すの大変♪♪ わかります?
中社と九頭竜社、奥社を見たけれど、後で調べてみたら建築物としては 宝光社が一番良さそうだったな〜。
気ままな旅はいつだって予習不足。 だからこそ楽しい!!(負け惜しみかっ!!)
さて、小布施の岩松院へ(http://www.gansho-in.or.jp/)
こちらにある、 葛飾北斎の天井画『八方睨み鳳凰図』を見たいのです。期待で胸膨らむ 私を迎えてくれた 仁王様達
ごめんなさい。コケました。見た途端吹き出しました。
ゆるキャラにしか見えなくて (≧∇≦)
ホント申し訳ない。腹筋と胸筋が ブドウのように 鈴なり♪
でも、生涯忘れないだろうな!! 思い出す度に 元気になれそうな気がするし!!
ちょっとコケてしまったけれど『八方睨み鳳凰図』は期待以上に素晴らしかった!!
もちろん撮影不可。
実物の色合い、迫力、パワー。そして眼力は是非実物を体感してくださいな。
さてさて、 裏見の滝に惹かれて高山村指定名勝の《雷滝》へやってきました。
裏見の滝は 今までいくつも体感してきましたが、これほどまでも迫力ある裏見の滝は初めて。
この滝が太古の昔から 山をえぐり後退してきたのだろうか?
深くえぐられた谷に 流れ落ちる水音がこだまし 轟音となる。雷の名がふさわしい。観瀑台から見る全景。
滝の裏側へ続く遊歩道がわかるだろうか? 裏からも見られますよ。いい感じに濡れるけどね☆川幅29メートルだそうだ。 でも29メートルってどこを計ってるのかな? と小さく疑問だけど(笑)
まあ多少過大評価した 状態で見ても 十分期待に応えてくれる実力の持ち主ね♪
音、景観、容姿、臨場感パーフェクト。
それに加えて駐車場から階段で直結。ありがたい反面、 滝マニアにはちょっとマイナスかな。
三日目も たくさん吸収したよ〜。
この日もお風呂入って車中泊!!
さて、とうとう旅も最終日です。
目指すは ☆憧れの滝☆
滝の本を眺めては 流れ落ちる岩壁の美しさに 惚れ惚れしてきた滝。
《難易度 高 危険度 高 》
文面からは「行くな!!」警告すら感じる。 素人には無理か...。
でも見たくなってしまったんだよね〜。
申し訳ないけれど、ココでは滝の名前と場所は伏せます。
行ってみた結果、やはり遭難の危険も高いし、滑落の危険は更に高い。行くべきではないでしょう。
というわけで、 ここでは《幻の滝》と呼びましょう。冒険の始まりです。
崩落した道を進みます。立ち入り禁止をいくつも超えます。もはや、地元自治体は 滝を隠そうとしているのかもしれません。その割に手掛かりが見え隠れしていますが...。
顔程の高さの笹の海で、ようやく探し当てた微かな道。いい崩落っぷりだ。崩落していない場所はたいてい 深い藪の中。
何度も道を見失いながら崖を横切って行く。 上から崩落してきても不思議はないね〜
ようやく滝音が聞こえてきた。森がひらけ《幻の滝》が姿を現すと同時に、最後で最大の難関も現れた。頭上はこんな。
礫と砂の急勾配が幅2メートル程。崩落した岩が 全てをなぎ倒し 削ったのだろう。これを横切らなくてはならない。
たった2メートルでも転げたら最後、遥か遥か下まで止めてくれる物は無い。ロープが1本あったけど 対岸に結ばれている訳でもなく、ブラ〜ンと力なく下がっている。横から見てこんな。写真はどうにか渡ってきた時。
とりあえず ロープ先端をこっち岸に持ってきておいた。ココはかなり怖いです。
ちなみに 今回は 山登りの予定無かったので、 リュックサックも持ってない。 でも登山靴はいつも常備してます。着いたど〜〜〜〜〜〜!!!いかがでしょう?
困難な道を乗り越えて来て得た景観は格別です。 脇を流れる水に触れてみるとやや暖かい。
温泉も湧いてるんだね。だからこの岩の色なのかもしれない。
岩が本当に 美しくて〜 ず〜っとみとれてた...。人なんて居るわけもなく、柵も看板もない。
滝を発見した人に 近い感覚を 味わっているのかもしれない。
でも帰りも 道は困難なのよね〜。 帰りは道に迷う事はなかったから、行きより楽だったけど。
さて、旅は終わりです。
最後に水遊び♪ さっき見た《幻の滝》から流れ出た水なのかな? 冷たいよ〜やり残した事、見残した物いろいろあるけど、ものすっごく良い旅でした。
最後の《幻の滝》への冒険は私の中の《何か》を目覚めさせてしまった気がする。
それにしても、無事で良かった☆