2013振り返りブログ 春旅 後半 ー戸隠神社〜幻の滝ー


春旅3日目ようやく晴れたのさ!! 
5月末から6月頭って普通天気いいよね!?でも2013年は 異様に梅雨入り 早かったな〜
戸隠神社(http://www.togakushi-jinja.jp/)に行ってみる☆
今時のパワースポットブームでもてはやされてるけど。やはり、歴史に翻弄されてきたのですね。
(簡単にまとまってる信州のページを紹介http://www.dynax.co.jp/sinsen/culture/jinjya/j_togakushi.htmlDSCN7906 のコピー.jpg圧巻。 戸隠神社参道の杉並木。 400年前に植林されたそうな。
DSCN7918.JPG雰囲気あるたたずまいの祠を眺め〜
DSC01285 のコピー.jpgフィニッシュは割とキツイ登りになったのだけど、最後に姿を現した奥院はイマイチさんでした。
イマイチとか言って、すみません。コンクリートの建物は どんなにありがたい神様いらしゃっても、有名なパワースポットでも 興味を失ってしまう。
むしろココまでの道のりの方がありがたく感じました。
ちょっとガッカリしてたら 初老の男性が いきなり大きな声で「おお!!人の顔だ!!ハハハハ!!顔だ顔!!」
クールに振り向きもせず その人の脇を通り抜けてから クルッと振り返る「何が!?何が何がっ???」その人が指を指した方を探してみるDSCN7909.JPGクスクス。確かに〜笑いを隠すの大変♪♪ わかります?
中社と九頭竜社、奥社を見たけれど、後で調べてみたら建築物としては 宝光社が一番良さそうだったな〜。
気ままな旅はいつだって予習不足。 だからこそ楽しい!!(負け惜しみかっ!!)
さて、小布施の岩松院へ(http://www.gansho-in.or.jp/)
こちらにある、 葛飾北斎の天井画『八方睨み鳳凰図』を見たいのです。期待で胸膨らむ 私を迎えてくれた 仁王様達DSCN7921 のコピー.jpg
ごめんなさい。コケました。見た途端吹き出しました。
ゆるキャラにしか見えなくて (≧∇≦)
ホント申し訳ない。DSCN7922 のコピー.JPG腹筋と胸筋が ブドウのように 鈴なり♪
でも、生涯忘れないだろうな!! 思い出す度に 元気になれそうな気がするし!!
ちょっとコケてしまったけれど『八方睨み鳳凰図』は期待以上に素晴らしかった!!
もちろん撮影不可。
実物の色合い、迫力、パワー。そして眼力は是非実物を体感してくださいな。
DSC01317 のコピー.jpgさてさて、 裏見の滝に惹かれて高山村指定名勝の《雷滝》へやってきました。
裏見の滝は 今までいくつも体感してきましたが、これほどまでも迫力ある裏見の滝は初めて。
この滝が太古の昔から 山をえぐり後退してきたのだろうか?
深くえぐられた谷に 流れ落ちる水音がこだまし 轟音となる。雷の名がふさわしい。DSC01310 のコピー.jpg観瀑台から見る全景。
滝の裏側へ続く遊歩道がわかるだろうか? 裏からも見られますよ。いい感じに濡れるけどね☆川幅29メートルだそうだ。 でも29メートルってどこを計ってるのかな? と小さく疑問だけど(笑)
まあ多少過大評価した 状態で見ても 十分期待に応えてくれる実力の持ち主ね♪
音、景観、容姿、臨場感パーフェクト。
それに加えて駐車場から階段で直結。ありがたい反面、 滝マニアにはちょっとマイナスかな。
三日目も たくさん吸収したよ〜。
この日もお風呂入って車中泊!!
さて、とうとう旅も最終日です。
目指すは ☆憧れの滝☆
滝の本を眺めては 流れ落ちる岩壁の美しさに 惚れ惚れしてきた滝。
《難易度 高  危険度 高 》
文面からは「行くな!!」警告すら感じる。 素人には無理か...。
でも見たくなってしまったんだよね〜。
申し訳ないけれど、ココでは滝の名前と場所は伏せます。
行ってみた結果、やはり遭難の危険も高いし、滑落の危険は更に高い。行くべきではないでしょう。
というわけで、 ここでは《幻の滝》と呼びましょう。DSC01345 のコピー.jpg冒険の始まりです。
崩落した道を進みます。立ち入り禁止をいくつも超えます。もはや、地元自治体は 滝を隠そうとしているのかもしれません。その割に手掛かりが見え隠れしていますが...。
顔程の高さの笹の海で、ようやく探し当てた微かな道。DSC01349 のコピー.jpgいい崩落っぷりだ。DSC01353 のコピー.jpg崩落していない場所はたいてい 深い藪の中。
何度も道を見失いながら崖を横切って行く。 上から崩落してきても不思議はないね〜
ようやく滝音が聞こえてきた。森がひらけ《幻の滝》が姿を現すと同時に、最後で最大の難関も現れた。DSCN8040 のコピー.jpg頭上はこんな。 
礫と砂の急勾配が幅2メートル程。崩落した岩が 全てをなぎ倒し 削ったのだろう。これを横切らなくてはならない。
たった2メートルでも転げたら最後、遥か遥か下まで止めてくれる物は無い。ロープが1本あったけど 対岸に結ばれている訳でもなく、ブラ〜ンと力なく下がっている。DSC01360 のコピー.jpg横から見てこんな。写真はどうにか渡ってきた時。
とりあえず ロープ先端をこっち岸に持ってきておいた。ココはかなり怖いです。
ちなみに 今回は 山登りの予定無かったので、 リュックサックも持ってない。 でも登山靴はいつも常備してます。DSC01382 のコピー.jpg着いたど〜〜〜〜〜〜!!!DSC01365 のコピー.jpgいかがでしょう?
困難な道を乗り越えて来て得た景観は格別です。 脇を流れる水に触れてみるとやや暖かい。
温泉も湧いてるんだね。だからこの岩の色なのかもしれない。
岩が本当に 美しくて〜 ず〜っとみとれてた...。人なんて居るわけもなく、柵も看板もない。
滝を発見した人に 近い感覚を 味わっているのかもしれない。
でも帰りも 道は困難なのよね〜。 帰りは道に迷う事はなかったから、行きより楽だったけど。
さて、旅は終わりです。
最後に水遊び♪  さっき見た《幻の滝》から流れ出た水なのかな? 冷たいよ〜DSC01391 のコピー.jpgやり残した事、見残した物いろいろあるけど、ものすっごく良い旅でした。
最後の《幻の滝》への冒険は私の中の《何か》を目覚めさせてしまった気がする。
それにしても、無事で良かった☆


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