先日紅葉終わり間際に ようやくお出かけしました。
今まで忙しかったし、 まだまだ事後処理も残ってる、
小さなご褒美。
宇都宮インター降りて15分位かな。
まっ 最初に感想言わせていただくと 「スゲ~!!」
期待度50で出発して、
満足度120で帰宅した。
まず大谷観音へ、
千葉の鋸山を思わせる空間に 平和観音がそびえる、 その足元を通り抜け、
特別史跡・重要文化財・名勝である大谷観音へ。
岩山に食い込むようにお堂が建つ。
岩山と小さなお堂のバランスが美しい。
大谷寺本尊千手観音は自然の岩壁を削って作られている。
もちろん作者は弘法大師!!
日本中どこ行っても弘法大師だよね。と、ちょっと...。
でも素晴らしい物は素晴らしい!
さて宝物館へ、
こちらは 千手観音が掘られる以前に、 この洞穴で暮らしてた人々に関する展示。
岩陰遺跡と名付けられた この場所で発掘された資料などが並ぶ。
11000年前縄文時代に暮らしてた方の 人骨もある。
骨好きとしては、感慨深い。
素敵なお庭を堪能して、大谷寺を後にする。
車で5分程で 大谷資料館に到着。
要するに 大谷は大谷石の産地。
毎日毎日 地下を掘り 石を切り出した、その地下の大空間を 資料館として公開している。
手堀していた時代から、
コツコツ掘り エッサホイサ担ぎだし、
なんとその空間は、 東京ドーム1個分に匹敵する 空間になってしまった!!
その空間は
過去に軍事工場になり
政府米の保管庫になり。
現在は アート活動やコンサートにも 使われている。
私が行った時も 夕方から始まるフラメンコの準備をしてた。
あの空間で見たかったなフラメンコ ♪
夕方からいつものように バイトだから見れなかった。 残念。
小さな頃スペインの薄暗い バルでみたフラメンコを 思い出した。
地上に 小さな資料室があって。
本当に小さいけど 興味深い。
<この機械ラクダにしか見えないよ>
石切り使う工具が 手掘り時代から 現代まであったり
手掘り時代の坑夫の写真もあった。
人の力、人の苦労
汗や血
そうしなきゃならなかった人々の想い。
いろんなことを感じた。
<鍛冶場もあったそうな>
もちろん工具フェチな私のツボにもジャストフィット!!
1日で一つの場所の11000年の歴史を一気に見たように感じた。