エアハンマー心得


うちのハナ(エアハンマー)は例の如く一人歩きしてる。
今回は鍛造関係の方からメールをいただきました。
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こんにちは
WEB検索中に偶然 Forja Artistica様の HPを拝見しました。いずれも素晴らしい作品で感服しております。
鍛造のブログを読むうち 心配になることがありメールさせていただきました。
老婆心ですがハンマー作業されます際には安全に充分な注意を払ってください。
1. 常に充分な睡眠をとり健康に留意して鍛造作業をすること。
2. ハンマー作業を行う際には、他の誰一人として作業部屋に入れないこと。 万一の危険回避のため。
3. ピストン直下に身体や手首、指先その他身体の一部を絶対に入れないこと。
機械ですからいつ何どき思いもよらぬ動作をするかも知れません。機械を過信して使用することのないように。
3. ちぎれ易い鍛造品をハンマーしないこと。
  鍛造品以外の小さな小片(金属片など)や工具類をアンビル上やハンマー直下に置き忘れたまま
ハンマー操作を絶対しないこと。
衝撃で金属小片などが銃弾の様に周囲に飛び散る可能性があります。(何度か言葉では到底云えない災害がありました)
4. 既に使用されているかも知れませんが、鍛造作業を行う際には安全前掛けを着用するのが良いです。
防弾チョッキにも採用されているケブラー繊維が内装されていて 火傷防止など少しでも安全対策として有効です。
以上、安全には充分気をつけて心温まる鍛造作品を作って戴きたいと願っています。
安全は前もって危険を察知する想像力が大切で常に意識して作業してください。
鍛造作業は常に危険と隣合わせなので誰一人災害に遭うことがないよう願っています。
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とても温かい 「心」 を感じるメールに、初心がよみがえりました。
私が、初めてエアハンマーに触れてから17年位経ってるのかな~。未だに、ハナの内蔵の事はサッパリ わからないけど。
ハナの動きと 鉄の反応は 理解してるつもり。 ハナを信頼してるしハナは私の最大の協力者です。
それでも、作業してる時はいつも、ハナには 「私を殺す力も持ってるんだって」 思いながら作業してる。
でもこれを読むと、私の心構え程度ではまだまだ足りませんね~。DSCN1144.JPG
私は、小心者で用心深いから怪我の数が少ない方だと思います。 いつも周りを固めてから危険なことをするのです。
(と言ってる矢先に 顎をに 打撲を負いました ((+_+)) 原因は エアハンマーではありません。
その時も 防塵マスクとメガネをしていたので 軽傷で済みました。)
慣れからくる無防備、過信はいけませんね。
でもこの仕事、作業性も重要ですし、ここぞという時の度胸も必要です。
上手く折り合いつけていかなくてはなりませんね~。
大谷機械製作所 http://www.otani-machinery.com/

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