未来をつなぐ鋼管 STEEL PIPE connecting the future


実は
展示会してるんです。 今。 再び日新製鋼ギャラリーです。
またここに戻って来たいとは思っていたけど、 こんな早く戻ってくるとは思っていなかったですね〜。73313_445648858847868_1315519903_n.jpg
今回は脇役です。3月の始めに
「あの〜4月1日から日新製鋼ギャラリーで日新製鋼のグループ会社の日新鋼管の30周年の記念展示会をすることになりました。 そこで オブジェを作っていただきたいのですが...。」
はい、これぞ 《ムチャブリ》 を超えた 《ムチャクチャブリ》 です。
ちなみに、鋼管とはパイプの事です。 日新鋼管さんの主力商品は 鉄にメッキされたメッキ鋼管です。
数日後、新国際ビルの日新鋼管本社で 日新鋼管さんの担当者と ギャラリー担当者と会議。
材料の提供と 搬送などをしていただく事を確認する
「ところで、1ヵ月切っていますが、 どんな物を作るか決まりましたか?」
「いいえ、サッパリです。
ご存知の通り私は鍛冶屋です。無垢材を焼く、叩く、曲げるが表現方法です、パイプは普段使いません。
曲げる事も叩く事もできないパイプは 厳密には 専門外です。 私自身今回のプロジェクトは未知数です。
記念オブジェにおいて、 パイプを焼いたり 叩いたりしてもいいのですか?」
みなさん少し顔を見合わせてから「メッキ鋼管なので焼くとメッキが 剥がれて汚くなりますが...
まるで想像つかないですし、お任せします。」と笑顔。
その笑顔を見て私は「焼かない叩かない曲げない。溶接も最低限に収める」 という方針を決めた。
笑顔の裏には 「うちのパイプを焼いちゃうの?!」 という 《嘆き》 を感じたから。
私が 何を主張したいかではなく 日新鋼管さんの30年の精神を表現することが大切だろう。
「焼かない叩かない曲げない」 にプラスして溶接しないまでハードル増えちゃいました〜。
会議の終わりに再び 「材料の手配も日にちがかかりますし、何かイメージ浮かびましたか?」 と質問された。
「サッパリです。 あの〜工場見学させていただけますか?」 とこちらも ムチャブリしてみる。
快諾してくださり、 数日後に工場を見せていただく事になった。
後日、茨城県の下妻へ。
ふ〜む楽しい。DSCN7593 のコピー.jpgやはりこちらも、当然ながら ほとんど撮影できずでした。
物作り全てがそうですが、 鋼管制作も非常に健気な作業です。 言葉にはし難いけれど、そのスピリットを 充分吸収できました。
と、同時にこちらから持参したサンプルに 手応えを感じた。(その話はまた後日)
でもね!!
この時点で 3月7日でしたから〜 (≧∇≦)
日新鋼管 http://www.nisshin-kokan.co.jp/
日新製鋼ギャラリー  http://www.nisshin-steel.co.jp/gallery/
日新製鋼ギャラリー
連絡先:日新製鋼株式会社
    〒100-8366 東京都千代田区丸の内三丁目4番1号(新国際ビル)
    TEL:03-3216-5566
開場時間:午前9時~午後6時(月曜日~金曜日 ※祝祭日は除く)
入場料:無料


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